プロフィール

花豆餡子

Author:花豆餡子
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「食べることは生きること」
少しでも自給自足で、心身ともに健康な生活を求め、信州の山の麓で農業に辿り着きました。
古民家と田畑を借りて、荒れた家を修理しながら農作業に精を出し、おいしい米と野菜を作ろうと日々汗を流しています。
田舎の生活を自分感覚で愉しんでいる、自称、自由農業人。
物を作ることが大好き。
そして毎日ちっちゃなシアワセをかみしめながら、ほそぼそと生きているのであります。


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♪ なーつの おーわーりィ~ ♪
♪ なーつの おーわーりィ~ ♪

(直太郎してみた↑)




立秋もとうに過ぎて、
朝は遅くなり、日暮れも早い。

いつの間にかコオロギが台所をうろつきはじめ、

あぁ・・信州の夏は何て短いのでしょう・・・



加温しないで発芽したオクラはちっこいまま花が咲きました。
オクラってさ、暖かい地方だと2メートルとかに成長するんでしょ?
近所でそんなの見たことないなー。



こぼれ種で自然に発芽したゴーヤもやっと一番花が咲き出したところ。
食べることはできるのだろうか。。。


午後から友人がやって来るので駅までお迎え。
そのまま乗せて、大きなスーパーへ連行し(?)、
泡の出るお酒を箱買いしました。
(正確に言うと、買っていただきました 笑)

そのスーパーでふと見た、きゅうりの値段に驚き!!
1本50円!?
大雨や台風の影響で野菜が高騰なのか?

野菜はいつも素通りです。
今夜は久しぶりに、おうち居酒屋でして、
もちろん、野菜をたらふく使いました。


野菜の値段を気にしないで
好きなだけ食べれる幸せ
ココにあり~♪




・・・でも金はいつもない。






あぁ、やっぱりねー。
と、周囲の皆が口をそろえて言っていました。
この春、4年前に他県からやってきて夫婦で研修をし、新規就農したご夫妻が農業をやめて郷里に帰って行きました。
理由は「農業では食えないから」と。

私、他人のことはあれこれ言える立場では無いのですが、同じくやっぱりなーと呟きました。

というのは・・・
(長くなります。私の偏見も入っているので寛大な気持で読んでください。)

この夫婦、夫婦二人で就農をするも、奥さんは最初からやる気なし120%。
収入のあてもちゃんと確立していないのに、市の中心地に月数万の一軒家を借りてました。
片道30分はかかるHさんのハウスを借りて、千本に満たない大玉トマトを作って市場出荷していたのです。
いい条件のハウス付き畑が見つからないんだそうで、Hさんが自分ちのハウスを貸してやったそうです。
愛犬を家に残しているからと、畑まで、一日に2往復を夫婦別な車で通ってきます。ガソリン代だけでもばかにならないですよね。家賃が高くてと愚痴っているので、ハウスのある集落の数件の空家を紹介されたけど、汚いから嫌だとお断り。そして、家賃の安い割と綺麗な町営住宅は愛犬がいるから入れない。
彼らと同じ頃に新規就農をした年下のAさん夫妻は若いので助成金をたんまりもらっているからうまくやっているのだといつも愚痴りまくっている。自給野菜を作って食費を浮かすとかしないし、山の幸とか興味もないみたい。生活が苦しいのなら、どちらかが、パートをして少しでも家計を支えるということもしないのですよ。それなのに金が無い無いといつも言っている。郷里で親戚の不幸があっても金が無くて行けないと言うので、Hさんの奥さんが金を貸してあげたんだって。
トマトだけでは食べていけない割には、真冬に販売用作物を作る気もなし。本気でバイトを探す気もないらしい。不思議だー。

「おれさぁ資格とか持ってないしぃ~、ファミレスとかはぁ、地元の高校生とかで間に合ってるしぃ~」
「冬の短期バイトを探してるんだけどなかなかなくてさー、花豆餡子さんはいいよねー顔が広くてさー!」
などと言ってのける。

はぁぁ? 40男がファミレスウェイター志望かよ?

いいえ、ファミレスのウェイターをする中年男性を馬鹿にしているわけではないんです。
男なら(いや女でも)、本当にお金が必要なら、それ相応な日銭を身体張って稼ぐってもんじゃないっすか?
同じ就農仲間の男性達は、土方、夜勤警備、高速道路の夜間除雪などをして頑張っているのでそう思っただけです。
私の冬のバイトで一緒の年輩男性は、ずっと定職に就いてないけど、地域の季節労働(春は水稲苗、夏は草刈や収穫、秋は精米所、冬は豆腐と土方)をして、奥さんと高校生の娘と金のかかる玩犬を支えているのですよ。
仕事が無いと言われている田舎だけど、選好みしなければ、特に男性はこういう田舎にも案外隙間的な仕事があるのにな、定職じゃなくて、バイトなら特に、と思うのです。
で、近所の人がね、Hさんの斡旋で冬に半日の労働をお願いしたらしいんだけど、破格な時給を要求してきたんだって。こうなると、次に繋がる仕事はもう二度と来ないよね。

一体、何を思って農業をやろうと思ったのかな?
その前に、その生活の収支バランスがおかしいやろ~。

で、今年2月の大雪・・・の前の週の積雪でハウスを1棟潰す。
続いて、次の週の大雪でHさんに借りているハウス2棟潰す。。。

山を越えた集落の離農した老夫婦Kさんがね、不憫に思って、自分の田畑やハウスを貸してやると申し出たらしんだけど、そこで新たにやる気ももうなくて、結局、農業をやめようということにしたんだって。借金も残っているらしい。


今朝、田んぼの水を見に行く途中で、その夫婦の研修先農家であったHさんに会ったので、この話を聞きました。

「捨て身でやろうって気力がねぇよな!おいだって、色んなものを捨てて来たんだろうが!!」と、あたしに向かって言うのです。
「そうですよー、家を捨て、恋を捨て、都会の優雅な生活を捨ててきたんです~(笑)」と、あたし。
「はぁぁ? 何が都会の生活だ。 都落ちじゃねぇか! そういうのを落武者って言うんだ!はっはっはー」
「なにをぉ~っ!!(怒) 肝心な事を教えてあげなきゃだめじゃん!貧農の暮らしとは何か?どの草やきのこが美味しいとか!おっさんが唯一得意とする分野はそこでしょー!?」

最後におっさんはこう言いました。

「いつまでも粘っこいやつが長く続くんだな・・・」

 おっさん、それ、あたしのことか?

話の軸がブレてしまいましたが、何を隠そうHさんの農業研修生第一号はこのあたし。どうも失敗作らしい(爆)






で、話を戻すんですが、、、


この農業をやめた夫婦、奥さんの作戦勝ちではないかと・・・あたしは密かに思うのである。

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